こんにちは。
今日は
「逃げるという選択が勝つ時もある!」
ということを自身の経験からお伝えしたいと思います。
今回もさくっと読める記事にしていますので最後まで読んでくれたら嬉しいですし、
少しでもあなたのためになればと思います。
料理人の道へ
今、僕は営業マンとして働いていますが前職は料理人としてずっと働いていました。
特にしたいこともなかったのでワンピースのサンジに憧れて料理人なることを決意しました!
当時、人を笑わせることが好きだったので美味しい食事を食べたら誰だって笑顔になるぞ!!
と希望を胸に抱いていたわけです。(笑)
しかし、現実は違って
めちゃくちゃハード!
人を笑顔にするどころか自分が全く笑顔になれない。
仕事が遅すぎて休憩時間は無し。
任された仕込みが終わらないから毎日出勤時間の3時間前には会社に行って1人でもくもく仕込みをしてました。
それでもおわらない・・・
当時はド素人だったので時間も今倍以上はかかってましたから仕方ないといえば仕方ないですね。
1年も働けば仕事も慣れてきて仕込みも1人で終わらせることができるようになってきたので、仕事はきつかったですが成長できてる自分が嬉しかったのを覚えています(^_^)
知り合いも来たりして
「めちゃくちゃ美味しい」
「これ本当に自分で作ったの?」
と言われたときは嬉しかったですね。
ここくらいから自分の店を開こうと決意しました!
自分の店で同窓会とかしたら最高に楽しいだろうなと思い、生意気ながら自分のレベルにあった店を転々と修行してまわりました。
毎日15時間労働・・・
修行の日々はつらいことも多かったですが、楽しいこともそれと同じくらいありました。
ただ、一番最後にいった修行場所が地獄の始まりでした。
僕もまぁまぁな経験をしてきて立場もそこそこ偉くなったきてところだったので若い子たちが多い店舗でした。
最初は自分の知ってる知識を若い子たちに教えながらやっていました。
ただ、上司がなんもしない。
ふざけてるくらいになんもしない。
仕込みもせずすっとタバコを吸って、営業は気の向いたタイミングでしかやらず、定時前には大体帰ってました。
上司とかそんなもんだろ。
と言われればそれまでですが、
仕込みも営業も発注も終わってないのに帰るので自分がやるしかなく毎日15時間以上は会社に缶詰め状態でした。
ひどいときは20時間以上残って仕込みや発注業務をやって帰ってました。
もちろん残業代はでませんし、忙しい時期は休日は1日だけということもざらにありました。
ここまで聞けばわかると思いますが、
かなーーーりのブラック企業です。
睡眠時間は基本2時間。
働きすぎて体調が悪くなっても会社は休ませてくれず、本当にストレスと疲れで頭がどうにかなりそうになったのをはっきりと覚えています。
ちなみにこんな働き方をしていたのは僕だけです。
若い子は終電があるからかえって良しといわれ帰り、僕に全部の業務を丸投げされてました。
誰も手伝ってくれず、1人だったので毎日がつらくだんだん会社に行くことも嫌になってきました。
自分はメンタルはまぁまぁ強いほうだと思っていましたが、さすがにきつかったです。
辞めさせてはくれず、死ぬほど働かせてもう限界がきてました。
だれも相談相手なんていなかったので心が壊れ会社に行けなくなってしましました。
1カ月ほど休んでる時に会社の偉い人から連絡があって挨拶もせずそのままやめてました。
妻がいましたが家でも口を聞かず、外に出るのが怖いくらい心はぼろぼろでした。
当時は逃げてしまったとかなり後悔しました。
逃げるが勝ちの時もある
もちろん次のあてもなく会社を辞めたので給料が0。
妻はそんな僕をみて何も言わず、ずっと支えてくれました。
本当に感謝しかありません。
そんな妻のために働かないと迷惑をかけてしまうので、転職サイトからよさげな求人に応募し今の会社に至ります。
今の会社はかなりホワイトで定時退社の残業もほぼ0。
休みもかなり多く妻との時間も取れています。
今思うとあの時辞めた(逃げた)判断は間違いなかったとのことです。
まさに逃げるが勝ちです。(意図的にそうしたわけではありませんが・・・笑)
まず考えてほしいのは自分の体を壊してまで会社に尽くすことはないということです。
会社に行くのが怖くなったり、嫌いな上司がいたりしてそれが限界であれば辞めて次にいけばいいのです。
わざわざ自分の気持ちを偽ってまで働くことはないです。
あなたはあなたの気持ちに正直に生きればいいのです。
時には逃げの選択もありです!!
辞めたら経歴に傷がつく。転々とそんなことを繰り返したら雇われにくくなる。
とかそんなのどうでもいいです。
自分の体や心が一番で経歴とか会社からの目線とか関係ないです。
極端な話、転職も数打てば必ずどこか雇ってくれます。
今、昔の僕と同じ状況の方がいたら今すぐ自分を優先してほしいです。
あなたのかわりはあなたしかいませんから。
逃げるという選択肢が勝つということを覚えていてほしいです。
少しでも役に立てたら幸いです。
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それでは。